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「情報断食のすすめ」
普段、何気なく、考えもせずに、あなたは情報を受取っていないでしょうか? 氾濫する、撒き散らされる情報に、無防備になっていないでしょうか?
入って来る情報の本質は目に見えません。とらえ所がない。だから、私達の健康を脅かすものと思えないのかも知れません。しかし、情報は、私達の心へ知らず知らずの内に踏み込み、影響を与えているものでもあるのです。
本当に必要な情報であれば、プラスになるものであれば、言うことはありません。なのに、どうも、そうとばかりは言えない代物ばかりのようなのです。ニュースの時間帯になると、どのテレビのチャンネルも、相変わらず、同じように事故や殺人など陰鬱にさせるようなものを、のべつ幕なしに繰り返している。わざと、気分を害させるような情報を流しているとしか思えないのは、私だけでしょうか?
確かに、現実に起こったことかも知れません。ですが、なぜ、あえてマイナス意識を持たせる情報を、あれだけ流す必要があるのか。私には、現実の一断片を強調しているに過ぎず、真実の世界を的確に伝えているとは、どうしても思えないのです。
あたかも、過去や昔には、同様の殺人がなかったかのように、現代の歪みでもあるかのように放送していますが、決して、そうではありません。いつの時代も同様な事件はあったのです。そして、目を引くようなものがあれば、右にならえで、集中的になったかと思うと、新鮮でなくなった途端、モクズのように忘れ去られる。
悲惨なもの、奇をてらった事件があると、ワッと、押し寄せるように特集するが、似たような大事件があっても、ニュースにもならない。余りにもマンネリ化した事件に見飽きた記者達が、刺激ばかりに追われている意識の中で、報道と言う茶番劇をしているように思えてならないのです。
第2次大戦時、一時期、情報は操作され、戦意を高めるために、日本が勝利しているとしかニュース(新聞)は流さなかった。負けているようなことやマイナスになるようなことを流せば、闘う意識も喪失する。戦争に勝つためには、戦意を喪失させるようなニュースは厳禁とでも言う訳です。
しかし、何気なく、受取った国民は、それが当然のように思わされる。錯覚する。狭められた情報によって、国民は、異常さが当然であるかのように、人格まで捻じ曲げられて行ったのです。
現代の報道の姿勢は、その逆のように思えてなりません。重箱の隅を突付くように、あら探しに余念がない。マイナスな意識を起こさせるために、暗い情報を、ただただ垂れ流している。
そんなことは知らずに、視聴者は、それが現実だ、真実だと錯覚する。そして、潜在意識の中で、その情報に左右され、心を狭めてしまうのです。潜在意識の使い方次第で、健康にも影響を与えます。わざわざ、不健康になるような情報を受取る必要はありません。
東洋医学でも、怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の七つの情緒変化を『七情』と呼んで、これらの感情が強すぎたり、長い間続いたりすると、さまざまな病気を引き起こすと考えています。過剰なストレスや不必要で不快な感情の積み重なりが病気として発現するのです。
そう言うことから考えると、普段何気なく、受取っているマイナスな情報が引き金になるとも限らない。粗い目のザルのように、何でもかんでも受取っているのは、心ばかりでなく、行動や生活も狭めることになる。「こんな酷い時代だから‥‥こんな生き辛い世の中だから‥‥」と思わせるような情報にばかり振り回されると、良いことも悪いことのように思えてしまうのではないでしょうか?
私は、気が詰まるような時は、あえて、ニュースを観ない、聞かない、話さないようにしています。時には、絶海の孤島に住んでいるような調子で、情報を一切、シャットアウトし、しばらく、真空状態のようにする。最初は、少し、不安を感じますが、何日かして、再開しても、結局、何にも変わらないことに気づくのです。
むしろ、受取らないから、スッキリします。まさに、「見ザル、聞かザル、言わザル」の効果です。それが健康にも良いのを実感しました。これこそが情報断食と言うものです。断食が治癒力を活性させるのと、同じような精神作用があるように思います。
本当の意味での現実とは、社会は関係ありません。結局、住みやすくするのも、住みにくくするのも、自分の心の投影次第なのです。変に左右されると、自分の心の世界まで狭くしてしまいます。少しでも、世界を広げられるようにしたいものです。
目に見えない、心を虜にするものにも、心を配る必要がある。これは、病気でいる人なら、なおさらなのではないでしょうか? 心身をベストな状態にするためには、食事や睡眠、運動ばかりでなく、情報も、そこに仲間入りさせないといけない。
上手く選別し、できるだけ、必要で、治癒に向かわせ、生活を豊かにする情報を受取るようにしなければならないと思います。これも、治療法の一つと言えるのではないでしようか? そして、変に、周囲に振り回されるのではなく、自分自身の心をよく見詰め直し、ストレスにも強い心を養うことから、心身のバランスも整う。
これからは、潜在意識をどう活かすかによって、本当の豊かさと健康を取り戻すことに繋がるかと言うことに、もっと、目を向ける時代が訪れるのではないでしょうか? 今、情報がお金になる時代だと言われています。欲しい情報には、どんどんお金をかける。しかし、マイナスな情報には、どうも無頓着なように思えます。
そう言うことからすると、冷たい病院の、病人ばかりの狭まれた空間(情報)は、本当に治療にプラスなのでしょうか? 本来の治療や治癒力を活性させるための空間づくりから遠ざかっているように思えます。
病院は、患者さんが死ぬ空間ではなく、治す空間にならなくてはいけない。本来は冷たい空間ではなく、温かい空間の中で、心も癒される空間として、位置づけられなくてはならないのではないでしょうか?
プラスでポジティブになれる情報と空間。そして、本来の自分自身と心身のバランス感覚を取り戻すことから、治癒力も活性化されます。そして、時には、無の境地になり、心をリセットすることも大切です。情報断食をお薦めします。マイナスエネルギーや毒素となる情報や空間から身を守りましょう。心が一新すること間違いなしです。
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